痔疾について

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肛門疾患(いぼじ・あなじ・きれじ)について

 肛門三大疾患は痔核(いぼ痔)、痔瘻(あな痔)、裂肛(きれ痔)です。痔核は、男女ともに同程度、痔瘻は男性に多く、裂肛は女性に多い傾向があります。症状や治療法も違います。 

痔核:脱出や出血の症状の強いものは手術(結紮切除術)や注射による硬化療法(ALTA療法)を行います。当院でもいぼ痔を切らずに四段階注射法で治す痔の治療、ジオン注射・(ALTA・アルタ療法)を導入し術後の痛みの軽減に努めています。 


痔瘻:瘻管の伸びる方向・深さにより、治療法が異なります。瘻管の入り口部を確実に切除する手術療法が基本的な治療です。 

裂肛:痛みと出血が見られます。治療は、まずはお薬による保存的治療が原則で、効果がない場合や繰り返して肛門が狭くなっている場合には、用手拡張術や手術(移動皮膚弁法)を考慮します。 

痔核に対するALTA療法

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