獨協医科大学
日光医療センター
外科

胃がんについて

胃がんについて

 食べ物が食道を通り抜け、貯留し消化を受ける部分が胃です。食物は、胃に入った後しばらく留まり、その間に砕いて細かくされ、適量ずつ十二指腸へ送り出されます。胃の入り口部分を噴門部、中心部分を胃体部、出口部分を幽門部と呼びます。
 胃癌は男性では最も多く、女性では乳癌、大腸癌に次いで3番目に多いがんです。危険因子としては、ピロリ菌の感染、喫煙、高塩分食品の摂取などが報告されています。一般的な症状としては、みぞおちの痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などがあります。また、腫瘍からの出血による貧血や黒色便で発見されることがあります。無症状で内視鏡検査を行った際に偶然見つかることもあります。
 胃がんは一番内側の粘膜から発生し、粘膜下層までの深さを早期胃がん、固有筋層より深く進展したものを進行胃がんと呼びます。進展するにつれ、リンパ節転移や血行性転移、腹膜播種が起きます。
 胃癌の手術では、癌を含めた胃と栄養血管に沿った周りの転移しやすいリンパ節を摘出します。おもな胃の手術には、胃全摘や噴門側胃切除(口側1/3の切除)、幽門側胃切除(肛門側2/3の切除)があります。進行度に応じて、開腹手術もしくは腹腔鏡手術を行います。がんが浸潤している場所やリンパ節をとる目的で周囲の臓器の一部や、胆嚢炎を予防する目的で胆嚢を摘出することがあります。日本胃癌学会発行の『胃癌治療ガイドライン』に基づいて、最適な手術法・切除範囲を選択し患者様に提供しています。切除された標本を顕微鏡検査で検討して病期を決定します。II期より進行している場合は補助化学療法を行うことがあります。胃癌の手術後にはだいたい5年にわたって、定期的な通院・検査を受けることが大事です。

私達は地域の皆様の健康を支える最適な外科診療を行うべく日々邁進しています。

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